貯蔵すなわち保存。とりわけ上質の酒に対し人々は、宴会用に準備したり自分で楽しむために保存することを好みます。そのため保存方法を理解しておく必要があります。
紹興加飯酒各銘柄は個別包装され(ガラスびん、陶器、甕など)、品質保証期間は普通2年くらいで期間内に飲むのが 良いとされます。開封後、その日のうちに飲みきらない場合、蓋をしっかり閉め、冷暗な場所もしくは冷蔵庫へ入れ、数
日のうちに飲みきることをお勧めします。この際、金属製の器へ入れてはいけません。これらは、酸化防止、品質への 影響防止、健康を妨げることへの防止となります。
例えば、奨励される保存方法としては、日光を避けた場所で油や煙のない客間の本棚などに陳列するのが適している とされています。
5kg〜25kgの各種陶製の大容器の新酒は1年以上貯蔵し、酒の質を芳醇にする必要があります。輸出には3〜5年 貯蔵してやっと市場へ出せるようになります。この時、香りは芳醇で、その味は最高の状態になっていることでしょう。
甘口の酒は普通1年の貯蔵で、長くなると酒の色味が深まり、香ばしさも生じてきます。
紹興酒は低アルコール酒に属し、大小の包装に関わり無く、普通15℃程度の日陰で風通しの良い乾燥した倉庫など に置くのが良いとされます。気温が比較的低い時のビン詰めされた酒にはオリが生じることがあります。これは自然現
象であり、品質に影響はなく、飲用の妨げにはなりません。オリが生じたビンの酒を加熱してみると、粘りのある蛋白の オリは次第に溶けて透明になります。
季節・気候・地域により保存方法は多少異なります。適切な保存方法で美味しい紹興酒を味わいましょう。
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