トップページ > 中国料理・食材に関する情報_”小売”はしておりませんがこの商品に関するお問い合わせは『お問合せ』までご連絡下さい！                紹興酒データベース 紹興酒データベース 　 世界には多種の酒があり、数々の名酒がありますが、大別すると以下の三種となります。 [醸造酒] 原料をそのまま、もしくは糖化した後、酵母によって発酵させ濾過し、飲する酒。清酒、ビール、ワイン、紹興酒等が該当 [蒸留酒] 醸造酒を蒸留して造った酒で、多くの場合、アルコール分が高く、樽に貯蔵して熟成させる。ウィスキー、ブランデー、ウォッカ、ラム、焼酎、茅台酒等が該当 [混成酒] 一般にいうリキュールがこれにあたり、醸造酒・蒸留酒に植物の根、花、実などを漬け込み、その色や香りを付け、更に糖・アルコールを加えて濃厚にしたものであり、アルコールとエキス分が高い。チェリー・ブランデー、クレーム、ヴェルモット、梅酒等、極めて種類が多い。 紹興酒はその造り方により、淋飯酒、加飯酒、攤飯酒、善醸酒などがあり、水・麹・米の使用量、発酵日数、仕込み方法、熟成日数等の違いにより、それぞれ特徴があります。 紹興酒は糖化、発酵の際、麹のほか米粉や薬草などで造った酒薬を添加するのが製法上の特徴であり、発　酵の後、甕に入れて密封し、長期間熟成させる点が清酒と著しく異なり、2500年以上前から造られているといわれています。 優れた独特の風味と風格 紹興酒は国内外の各階層の名士に好まれ、評価され、また、現代の世界の潮流である低アルコール、保健型飲料酒にマッチしており、「東方名酒の冠」の誉れ、「中華第一の味」との賛辞を受けています。それは、紹興酒の風味がとりわけ優れており、独特な風格を持ち、加えて多くの酒類の中でも極めて優れた栄養と薬効性を兼ね備えている為であります。 どのような食品においても、色、香り、味、格に配慮しています。最良の紹興酒は、淡い琥珀色のだいだい色をしており、芳しい香りで、人を引きつける甘さ、酸味、辛味、苦味、新鮮さ、渋味という多くの味が一体となって口に満ち、自然に溶け合い協調し、淳正、柔和、優雅、爽快という総合的な風格を兼ね備えています。これら６種の味は、紹興酒の化学成分の反映であり、互いに影響し合い、融合して、調和がとれ、とりわけ優れた風味を形成し、加えて、色や香りも人を引きつけるような独特な風格を十分に持っているのです。